ビジネス書は第1章まで読めば十分

masaです。ビジネス書は全頁を精読するよりも、重要な部分を反復して読むことが重要ということについて書きます。

ビジネス書の法則

ビジネス書は、おおよそこんな構成になってますよね。

はしがき(はじめに) 
目次 
プロローグ(序章) 
第1章 
第2章~(最少でも4章はある) 
エピローグ 
あとがき 
著者略歴 

(プロローグ、エピローグはない場合もあり) 

自宅にあるビジネス書の中に、ある法則めいたものに気づきました。

第1章 総論 50ページ前後 

第2章 第1章の補完 

第1章の前に序章がついているものもあります。頁数は全体の半分に満たない。

突如、第3章から、盛りだくさんでベージ多くなる。

圧倒的多数ではないですが、この法則に合致する作品が散見されます。

コンテンツ盛りだくさんの3章にエッセンスがあるとは思えない。

わざわざわかりにくい場所に忍ばせないでしょうから。

第1章に著書のいいたいことのエッセンスが詰まっていると思うべき。 
第2章が補完となっているケースもあり。 

著者によっては、章立てに統一感があるため 
代表的な1冊読めば他の著作も予め検討がつきやすい 場合もある。
(例 DaiGo氏) 

第1章に照準を当てた読み方

はしがきは必ず読む。必要に応じ巻末の著者略歴も同時に読んでおく。 
次に目次を読む、この段階で、法則どおりかほぼ判る。 

法則どおりと思ったら、 

心を落ち着け、雑念を払って1章を読み始める 

50ページなのでゆっくり読んでも2回読めるはず。 

キーワードの定義や著者の主張と思われる箇所に 
注目し、メモ帳に要点とページを書き出す 

ここが腹落ちしていないと以降の章が消化不良に陥る。 
メモを眺めながら本文を読み返すなどして咀嚼に努める。

生じた疑問や思ったことはメモの余白に書き出す。 

メモにより、1章の中でも読み飛ばしていい箇所が浮かび上がるため 
読み返す所要時間は徐々に減っていく。 

この第1章は腹落ちするまで何度でも繰り返し読む 
必要に応じ2章も読む。 

3章以降には、1章で言っていることが再び出てくる。 
著者の主張が頭に入っているので読みやすくなっている。 

3章以降が無駄だとは言わない 。事例などを豊富に書いているケースがある。 
ただし、個別のTIPSが羅列されている場合、すべてを取り入れる 
つもりで読むのは効率が悪すぎる。 
まだ、途中で読む気力をなくす読み方でもある。

まとめ

全頁を読まないと買った意味がない、お金がもったいない、などと

思いながらも億劫になって、そのうち読むモチベーションが低下してしまう。

この悪循環を断ち切りたかったので、

この、第1章までをじっくり読むことへの気付きで精神的に楽になりました。

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

1965年生まれ 会計士試験に5回挑戦後、会計事務所に就職、現在は一般企業の経理職を20年と経理一筋に生きてきた、さすらいの会計人(びと)。 会計で社会の未来を変えることを信じている。 内向的な性格を損だと思って生きてきたが、今では独自の世界観を築くことができた(と自分では思っている)のはひたすら自己に向き合ってきたからだと確信している。 音楽は高校時代から聞き始めたモダンジャズ一筋、手塚治虫の漫画やスティーブ・マクイーン、最近はダニエル・クレイグに憧れている。