masaです。ミスが出ないようにすることがベストであるが、現状、完全になくすのは難しい。有価証券報告書、税務申告書、証券取引所への提出書類これらを提出後に不備を当局に指摘されることがあります。会計監査が入っている場合、処理や評価の不備を指摘されることになります。
masaも、長年の経理実践の中で、不注意で不備に気づかないまま提出し、外部に指摘されたことはキャリアの最初の方ではありました。ただ、大半は添付書類漏れ他の軽微な不備だったと記憶します。
他者の作成した成果物の不備が当局に指摘されたことはあります。同僚の作成した成果物をmasaが何等かの事情で事前チェックできないまま提出され、不備の指摘が来た時には、とても気まずい思いをしました。
同僚が始末書を書かされるというので、masaは他人事ではないと思い、連名としました。
いったん分業化が進んで、各自が自律的に処理し始めると、masaを通らずに外部に提出されることも増えてきます。
「始末書」を書かせるのは組織としてどうなのでしょうか?
個人を責めることがプラスなのでしょうか?
ミスが起きたとき、要因分析をするとき重要なのは、「誰がやったのか?(やらなかったのか)」ではなく。
「何が起きたのか?(何がそうさせたのか?」という問いをすべきです。
人格ではなく行為や仕組みにフォーカスする。
今回は短めですがこれで終わりです。