好奇心旺盛な50代、masaです。サウナにハマっている人々を「サウナー」と呼ぶらしいのです。
フィットネスジムのサウナには毎回入るのですが、正直いって暑くて苦しい印象しかないので、どう好きになるのかわからないmasaとしては、その「サウナー」と同じ気分を味わえるか試したくなってしまいました。
サウナの内部には、熱した石が置いてあるのですが、それに水をかけると水蒸気が発生して、さらに暑くなる。この、水をかけることを「ローリュ」と呼ぶらしい。
この「ローリュ」を体験できるサウナに行ってみることにしました。
場所は東京都 後楽園スパ。ここにした理由は、「ローリュ」を1日5回実施していることに加えて、垢すりサービス(もちろん有料)が受けられること。
垢すりは一時期ハマってたが、もう10年ぶりぐらいの久しぶり。
休日は必ず混雑するに違いないので、平日の有給休暇を利用する。
男性大浴場に15:30入り。16時のローリュまで30分あるので、浴槽とサウナを品定めにかかることにする。
メインの浴槽は、ぬるめ。他にジェットの泡が出る小さい浴槽はメインよりは温度が高い。露天風呂は後回しにして、サウナ3種を下見。
95度のサウナはさすがにジムで慣れているとはいえ、暑い。1分がとても長く感じる。
2分で切り上げ、85~90度のサウナ室に入る。温度的にはちょうどいい感じだが、アロマの香り?が好みではなく、居心地悪し。
サウナ室を出ると浴室のひんやりとした空気が心地よい。長椅子に座って少し休んだ後にローリュの実施される80度のサウナ室へ赴く。8分前だが、混むかもしれないので入室。まだ4,5人しかいない。最上段に陣取る。
温度的には余裕だが、始まる前に湯だってしまうかも、などと思っているうちに、ぞろぞろと客が入ってくる。ほどなく満室状態に。
全裸のオッサンが狭い部屋に20人ひしめき合う。少し身動きすると隣とピトっと触れる距離。やヴぁい。
さて、定刻になり、ローリュ担当のおにいさんがバケツとタオルをもって入室。
おにいさんが自己紹介に続き、注意事項を言う。
「途中で気分が悪くなったら我慢せずに退室ください」
脅かすねえ~。こちとら、ジムのサウナで鍛えてるんでぃ!
「では、一回目始めます」おにいさんがヒシャクの水を焼き石にかけると水蒸気の音がジュワー。
「かがんで肘をひざの上にのせてください」
そんな避難訓練みたいなことせんでも大丈夫だが、一応したがっておくか。
お兄さんがタオルで室内の空気をブワーとあおる。
すると、熱い空気が背中だけでなく、下向きになっている胸と腹にも当たってくる
「なんじゃこりゃー!」(松田優作風)
あっちいっす。鼓動が一気に早まる。これがロウリュというものか・・・
「では2回目いきまーす」と爽やかに言った後、お兄さん再びヒシャクの水を石にかけ、タオルで空気をあおる。
おーあっちーい!!(おー、とても熱い!の意)
1回目の熱波の余熱が皮膚に残ってる上に熱波の上重ねなう
ちょっと自信なくなってきた。
お兄さんが3回目に入る前に「気分が悪くなったら退室ください」と念押ししてくる
「バケツに残った水を全部かけまーす」
前の2回よりはるかに水量が多いやんけ!やってくれたな、にいちゃん!
ジュワーの音量がすさまじい。耐えられるのか、自分?
最上段から前のオッサンの背中を踏んづけてサウナ室を脱出するか、熱波にやられて気絶してしまい、全裸のまま引きづりだされて恥ずかしい思いをするか、
どうしよう(0.5秒)
あおりが始まってしまった。ブオーン、ブオーン、
どわっちゃー!(度し難く熱い!の意)
殺す気か!(上島竜平風)
天ぷら油に投入されたエビの気持ちがなんとなくわかったような(違う)
一刻も早くこの場を去りたいのだが、周りの客が誰も席を立たない。どうゆこと?
どうやら、熱波の余韻をしばし楽しんでいるらしい。こいつら常連だな?
早くどいてよ!早く!死んでまうやろ!(チャンかわい風)
いやあ、ひどい目に合いました、じっさい。。
脱出したmasaは、適温のシャワーを浴びて鼓動が落ち着くのを待って、垢すりのコーナーに向かい、予約をします。
続きは次回に。
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