masaです。サウナ体験記事の後に意味深なテーマで、「何の関係があるの?」と疑問持たれると思いますが、実は関係があります。
44歳のときにフィットネスジムに初めて通い始めました。その時に、サウナも初体験で、当時を思い出したときに、自分が始めたのは、運動すること自体ではなく、
「自分と向き合うこと」
をし始めたのだということに今さまながら気づいたからです。
かつて、「レコーディング・ダイエット」が注目を浴びたように記憶します。でも、ただ記録するだけでは痩せないんだろうと思うのですよ。
最初に通ったジムでたった週1回でしたが、ストレッチ、筋トレ(今思うとメニューもやり方もショボすぎる)、ランニング、サウナ、全裸での体重測定、コーヒー牛乳を飲み、最後に受付脇の端末にトレーニング時間と体重を入力して退館する。
ただ、なんとかの一つ覚えのごとく、このルーチンで週1回やっていた期間では体重はすこしづつでしたが減少していました。
最も注力していたのは何だと思いますか?
ランニング、サウナ、サウナ後の全裸での体重測定 この3つです。
要は、汗がんがんかいてサウナで絞り出し、前週との体重変化に一喜一憂する、という。
さらに、サウナ前と後とで全裸体重を図り、コンマ何キロの変化に一喜一憂する。
ボクサーの減量のまねごとをして自己満足にひたっていただけ。
サウナも、勝手にライバル視してた他の会員さんと我慢比べしているような。おかげでジムの90度以上あるサウナに5、6分はいられるようにはなりましたが。。。
実に稚拙な知識、マインドのうえに立った行動でしたが、この間、masaはいったい何をしていたのか?
「自分と向き合うこと」(二度目)
それまで、体重など気にしなかったmasaが、あるとき、体重計にのってみて自分の体重が87キロもあることを知り、「このままでは60歳まで生きていけない」と危機感を覚えたのがジム通いのきっかけです。
(身長は170cmちょうどです。87kgは重すぎますね。でも肥満であることに気づかないフリしてました)
自転車で15分のジムにクルマで通い、タバコもブカブカ吸っておりました。(ジム内ではもちろん禁煙)
突っ込みどころの多いジム通いではありましたが、有益なことも多々あったのです。
運動といえば、オヂサンたちのソフトボールに日曜朝付き合うぐらいで、それも痛風になってからやめてしまった(急激な運動すると発作が起きると脅されて)。
ラーメンを勤務先の後輩と大盛を食らう日々。缶コーヒーを1日3本飲む日々。
タバコも缶コーヒーもラーメン大盛も全然やめられなかった当時でしたが、
おぢさん野球で球を追いかけるのも運動ですけど、ジムでの運動は個人レベルで行うもので、いきおい、自分と向かい合わざるを得ないわけです。
井戸端会議のついでに運動している主婦の方々もいたようですが、それも楽しみ方のひとつなので否定はしません
当時、「パーソナルトレーニング」なんて知りもしないmasaでしたので、メニューもマシンもすべて自分で考えなければならなかった。マシンの使い方はジムのインストラクターには尋ねてはいたが、負荷、回数、頻度などは尋ねることすら考え及ばず、基準がわからないままやってた。
自分が年齢相応の体力なのかも全くわからなかった。ランニングマシンで隣のおばさんと同じ速度に設定して走り始めたら30分で疲労困憊になり、始めて自分の今の実力が相対評価ではあるが見えた。
ランニングマシンに乗って走るときに、息を吐く回数と吸う回数を自己流でアレンジし、速度も上げ下げしながら、最長約60分をランニングマシンの上で過ごすなかで、息の乱れ方、疲れると靴でベルトを引きづる音が増える。
自分の呼吸能力、下半身の動かし方など、感覚的なものではあるが、フィードバックが得られた。
今日はたくさな汗かいたから減っているぞ!と意気込んで体重計にのったものの、先週と100グラムぐらいしかかわってなくてガックシくる。
汗のかきかたも、頭や胴体にぐっしょりの滝汗から、徐々にであるが、長く走っていると末端の前腕に細かい玉のような汗が出始めるようになってくる。
少しづつではあるが、着実に自分のからだの変化をとらえ始めた。
「習慣化したこと」に焦点を当てると、どう習慣化するのか?の方法論にとらわれてしまう。
masaも、毎週やろうと決めてからすすめたわけではなく、結果的にそうなっただけ。
行動→習慣化→習慣化したことの結果
このサイクルの中で、どうしても「結果」からの逆算で思考しがちだが、
まず行動し始める
習慣化にこだわらず、行動の都度、自分としっかり向き合う
これが大事なのだと。
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