masaです。本日2本目の記事となります。今日の経理部門が置かれている状況を大きく4つ挙げてみます。
1経営者からの期待の高まり(定型から非定型へ、新たな付加価値の創出)
2電子申告、消費税改正(インボイス)、IFRS導入、重要な会計基準(収益認識)への対応
3ファブレス化(外部委託、自動化)
4ペーパーレス、クラウド、RPA、AI、キャッシュレス
このような状況にある経理部門ですが、社歴の古い会社にもは、年長のシニア経理要員がいます。
役職定年で年上の部下ができる
若い管理者は、リテラシが高いが、上記のような多くの課題に直面する
若い管理者の参謀、知恵袋、ご意見番が必要だが、一定の年齢がきた社員から役職を取り上げ、待遇さげて窓際に押しやってしまうと、やる気をなくし社員としての鮮度が落ちる。
シニア側も、見ちゃいられん!などと思うが、へたに介入して、かえって煙たがられるでも本意ではないので、
我慢して、じっと静観する。
社内に精通、過去の教訓を豊富に持つ、目に見えないスキルを保有
大企業で45歳から戦力外にするような動きがある一方で、若者が小規模ビジネスのスタートupが増えている。
バックオフィスを仕切れる人材が枯渇している。
公認会計士が、監査業務からドロップアウトしてスタートupのバックオフィスを担うような動きがすでに見られる。
経験豊富な中高年が割増退職金をもらってスタートupに転職し、有能な番頭として活躍しはじめる時代が到来するかも。
若手が最新のツールをつかい、ベテランがご意見番
それを反映してか、顧問派遣サービスが増えているようです。
顧問、といっても名誉職ではなく、口だけでなく手を動かしてくれる実行型の顧問がもてはやされる時代が来ているようです。
煙たいけど役に立つご意見番がそばにいたら、捕まえて離さないほうがいいでしょう。
逃してしまったら、次に捕まえるチャンスがいつくるかわかりませんよ。