タイムマネジメントはこの1冊で十分!「仕事に追われない仕事術」マニャーナの法則 完全版

masaです。これまで、チェックリスト、プロジェクト、タスクについて記事を書きましたが、ついに、1冊でこれら全てを包含したノウハウ書に出会いました。

今回は、その概要をご紹介します。

 

 

原書名は”Do It Tomorrow and Other Secrets of Time Management”

 

本書は、英国のビジネス・コーチ マーク・フォースター氏が著した上記のタイトル書の初日本語訳書に増補・改訂が施されたものとのこと(訳者 青木高夫氏の「訳者まえがき」より抜粋)。

初日本語訳は2007年とのことなので、10年近く前にすでに紹介されていたことにはなります。もちろん、masaは知りませんでした。

 

原書のタイトルで、Time Manegementという単語があるので日本語訳より内容がつかみやすいと思いご紹介しました。

 

皆様としては、”Do It Tomorrow”のほうが気になったでしょうか?

 

「いつやるか?今でしょう!」と言わずに、「明日やれ!」ですからね。

 

本書(日本語)のサブタイトル、『マニャーナの法則』に関係があるに違いない、と思ったかたはとても鋭いです。

 

『マニャーナの法則』とは、「新しい仕事は明日やる」を基本にする仕事術。

仕事と心理的距離をとる必要がある(この距離を「バッファ・ゾーン」と呼ぶ)

仕事に反射的に反応せず、緊急度などを考慮して分類し、明日まとめて処理する

 

詳細な解説は次回以降にしますが、

 

「すぐやらない」

 

って違和感ありますよね。

 

 

「To Do リスト」「優先順位」「タイムスケジュール表」すべて不要です!?

 

「はじめに」の冒頭で、著者は衝撃的な問題提起をしてきます。

 

見出しに挙げたような、仕事術やタイムマネジメントのツールや考え方について、

著者自身も取り組んだが身につかなかった経験を踏まえ、苦手な人々にもできる方法を編み出したとのこと。

 

masaが過去の記事で書いた「チェックリスト」は、「To Do リスト」と似ているように思われますが、著者は両者は別物だと定義しています。

 

「To Do リスト」に代表される、項目の制限を示すラインがなく、増殖していくタイプのリストを

“オープンリスト”とよび、

「チェックリスト」に代表される、項目の制限ラインが魅かれるタイプのものを

“クローズドリスト”と呼んでいます。

 

“クローズドリスト”が本書で重視されているリストです。

 

masaも、会社の予定管理ツールの「To Do リスト」機能を利用していて、終わったら“完了”にチェックつけて未完了のメモだけが画面表示されているようにしているので、両方とも必要だと思っていたので意外でした。

 

さらに、“クローズドリスト”の一部として「Will Do リスト」というものも紹介されてい、ます。「To Do リスト」と名前が似ていて紛らわしいですが別機能となっています。

 

これらのリストについても次回以降で詳述します。

 

 

他にも、目から鱗のテクニックが満載!

 

「デイリータスク」「ファーストタスク」「タスクダイアリー」

「本当の仕事」「忙しいだけの仕事」

「ダッシュ法」

「継続作業のプロジェクト」「複数要素のプロジェクト」

「抵抗感を利用して人生を充実させる」

 

刺激的なタイトルが次から次へと登場し、ウヒョヒョ~な感じなのですよ! じっさい

通読した範囲では、多くが取り組みやすそうな印象があります。

次回以降、masaが気に入っている、実際に取り入れているものを中心に書いていきます。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1965年生まれ 会計士試験に5回挑戦後、会計事務所に就職、現在は一般企業の経理職を20年と経理一筋に生きてきた、さすらいの会計人(びと)。 会計で社会の未来を変えることを信じている。 内向的な性格を損だと思って生きてきたが、今では独自の世界観を築くことができた(と自分では思っている)のはひたすら自己に向き合ってきたからだと確信している。 音楽は高校時代から聞き始めたモダンジャズ一筋、手塚治虫の漫画やスティーブ・マクイーン、最近はダニエル・クレイグに憧れている。